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消費者も企業もリデュース

オフ 投稿者:

ここ数年でよく聞かれるようになったものに「3R」があります。
その3Rとはリデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)のことをさします。
そのなかでリデュースは喫緊の課題といっても過言ではないでしょう。
このリデュースというのは、「減らす」という意味があります。
つまり、大まかにいえばゴミを減らすことを言います。

ゴミの問題

なぜこのリデュースが必要かと言えば、一つにゴミ処理の問題があります。
日本全国では多くの埋め立て施設がありますが、どこのあと数年で一杯となってしまう状況にあるのです。
そのため、ゴミを減らすこと(リデュース)は急務と言うことが出来るでしょう。
そうすれば、埋め立て施設へと運ばれるゴミの総量が減ることになり、埋立地が満杯になることを食い止めることができて、何らかの対処する時間を得ることができるのです。
なかには「焼却ゴミなら大丈夫だろう」と思っているかもしれませんが、焼却ゴミも大量の灰が生まれそれが埋立地へと運ばれていくので、どんなゴミであろうと関係がありません。
そのゴミを減らすためにはまず最後まで大切に使い切ることが重要です。

たとえば、食べ物を最後まで残さずに食べることもリデュースにつながります。
特に重要なのが不必要な商品の購入を抑えたり、生産を抑制することが何よりも大切なことです。
無駄なものを消費しないようにすれば、それだけゴミが増えることがなくなるからです。
だからこそ、リデュースをするためには、消費者である国民一人一人は何を購入して、何を購入しないのかを判別していく必要があるのです。
なるべく必要なものを必要なだけ購入していけば、無駄な購入を避けることができゴミの減少を大幅に減らすことができるのです。
無駄な購入を減らすことで家計にも助けになることも間違いないでしょう。
そのためにも、消費者一人一人は商品を購入するときに今まで以上に慎重に選ぶことが大切になってくるでしょう。

作りすぎないようにすること

リデュースで問題視されているのが、大量生産大量消費されているものを挙げられるでしょう。
過度に大量生産をしているものは、売れ残りを想定して作られていることが多いのです。
つまり、売れ残ったものはそのままゴミとなってしまうことが問題視されてきました。
日本ではその大量生産大量消費が過剰であるため、大量のゴミが出ているのです。
リデュースを実践していくためには、この大量生産を見直していく必要があるでしょう。
そのため、コンビニやスーパーマーケットや家電量販店や多くのメーカーなどがそれぞれの企業ではいろんな立場の人たちがリデュースできるように心がけています。
売れ残りを減らすことによって、損益を出さなくなるため企業の利益のためにもリデュースを大きく見直されているのです。
このように、一人一人の消費者もそれぞれの企業もお互いにリデュースを心がけることによって経済的にもゴミ処理の負担でも大幅に軽減させることができるでしょう。