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リデュースのLED電球

リデュースのLED電球

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最近家電量販店などで見かけるLED電球はこの1年で大きく見直されてきました。
というのも、東日本大震災・福島第一原発事故をきっかけにして
日本全国で電力不足に陥ってしまったからです。

東日本大震災・福島第一原発事故の前までは、
LED電球というのは白熱電球に比べて価格が高いため人気がなかったのです。
さらに、光の質にも課題があったため、
決して人気のある照明器具とは言えませんでした。

LEDが普及した要因

それなのに、人気のなかったLED電球がなぜ電力不足になった今
見直されているかといえば、照明に使われるとき
白熱電球よりもLED電球のほうが消費される電力が全然少なくなっているのです。
白熱電球は電力を光にするのと同時に熱も発するのです。
その熱が無駄な消費電力を生むことになっています。

そのため、日本全国の白熱電球をすべてLED電球に取り替えるだけでも、
節電効果は絶大だと言えるでしょう。
日本政府でも、白熱電球の製造を停止させてLED電球の製造・販売に
力を尽くすように企業に働きかけている流れになっているようです。
このLED電球は節電効果だけではありません。

LEDが期待される理由

他にも、リデュースの面からも期待されているのです。
リデュースというとノーベル平和賞を受賞されたワンガリ・マータイさんが
掲げる環境活動の一つであり、その意味には「ごみを減らす」なのです。
でも、「LED電球とリデュースは関係がない」と思っている人は決して少なくないでしょう。
たしかにLED電球も白熱電球も同じ大きさであり、
ごみとなる量も変わらないように思ってしまいます。

でも、LED電球は白熱電球に比べて40倍の寿命があるのです。
つまり、LED電球を一個取り付ければ、
白熱電球40個分をゴミにすることがなくなるのです。
40分の1までゴミを圧縮できるといっても過言ではないでしょう。

だからこそ、LED電球はリデュースになると言われており、
環境に優しいので家庭の一軒一軒でこのLED電球に変えていくべきだと思っています。
でも、いくら環境に優しいからといっても、
家計的に負担が大きければ家庭でLED電球に変えるのが難しいでしょう。
環境だけでなく家計にも優しいのがLED電球です。

でも、これを読んでいる人のなかには
「LED電球は冒頭に価格が高いと書いてある」と思っている人もいるでしょう。
確かに、店頭で売られているLED電球と白熱電球を比べれば
LED電球のほうが高いです。

でも、寿命が40倍もあるのです。
価格の差は40倍もありませんし、
さらに消費電力はLED電球のほうがお得になっています。
購入金額だけ見れば高く思えるかもしれませんが、
LED電球を使い切ったときの考えれば、断然LED電球のほうがお得だといえるでしょう。

さらに、リデュースとしてLED電球は注目されています。
照明の質に難があったLED電球ですが、最近では技術が高まったため、
その難点も克服され続けていますし、価格のほうも下がっているようです。
今後、LED電球が価格的にも質的にも利用しやすくなっていくため、
一人でも一軒でも多くの人々が利用することになっていくのだと思います。