1. >
  2. >
  3. 必要なもの・品質の良いものを購入するリデュース

必要なもの・品質の良いものを購入するリデュース

オフ 投稿者:

2011年に亡くなったワンガリ・マータイさんが進めていた運動に
「MOTTAINAIキャンペーン」があります。日本だけでなく世界の未来を守るためにも
必要不可欠なキャンペーンと言うことができるでしょう。

これはリデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3つの
Rを中心にして環境の負担を減らそうというキャンペーンなのです。
その中で、リユース(使い続ける)とリサイクル(再資源化)は
日常的に使用している人も多いでしょうが、一般の人々にとってリデュース(捨てない)
というのが、なかなか理解できてない人が決して少なくないようです。

無駄なものを買わないこと

使わなくなったものをそのまま保管していても家のなかが
一杯になってしまってゴミ屋敷と化してしまいます。
そのため、いつかはゴミとして捨てなくてはならないのです。
購入した商品は全てがいつかはゴミになるため、
リデュースの概念が理解できない人もいるのです。
でも、「捨てない」というのは、ただ単に利用しなくなったものも
保管しておくだけではないのです。

たとえば、不必要なものを買わないというのもリデュースと言われています。
というのも、モノを買わないことで、そのモノが使わなくなったとき
ゴミとして捨てなくて済むからです。
そのため、なるべく必要最小限のものを購入することが大切です。
そういうと「趣味のこともできなくて、面白くない人生だ」と思うかもしれません。

必要なものの考えかた

でも、趣味で使うものと不必要なものはイコールではありません。
趣味で使うと思って購入したのにほとんど利用せずに
倉庫の奥に眠らせてしまうことがあるでしょう。
そういった、使うつもりで購入したのに結局は使わないものが不要なものなのです。
ですから、何か購入しようと思ったときは、
本当に必要か不要かを考え直すことがリデュースに繋がっていきます。

また日本には「安物買いの銭失い」ということわざがあります。
これは、安っぽい商品を買うと、品質が悪かったり、すぐ壊れてしまったりと、
結局またすぐに新しいものに買い替えないといけなくなり、
結局は損な買い物になっているという意味のことわざです。
一般的には家計について述べられていることわざなのですが、
「安物買いの銭失い」はリデュースにも繋がるとても重要な言葉なのだと思っています。

つまり、品質の悪い安いものばかりを購入ばかりしていると、
何度も購入しなくてはならないため、その度にゴミが出てしまうということなのです。
一方、品質の良いものを購入することで長く使い続けることができるので、
ゴミを減らすことができるのです。
このように、リデュースを実行しようと思うのならば、不要なものを購入しないこと、
購入するときはなるべく品質の良いものを選ぶようにすることが重要なのです。

もしも、ワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAIキャンペーン」を実践しようと思うのならば、
買い物から見直していくことで3Rのリデュースを実践することに繋がっていくのです。