1. >
  2. >
  3. エネルギーの3R

エネルギーの3R

オフ 投稿者:

ワンガリ・マータイさんが掲げていた「MOTTAINAIキャンペーン」には世界規模で展開しており、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3Rを中心にしているといっても良いでしょう。
MOTTAINAI(もったいない)とは日本の言葉であるからこそ、日本が積極的に進めていくべき活動のはずです。

その3Rのために、日常的に使われている食料品・衣料品・日用品・家電などいろいろと大切に利用しようと見直している人も大勢いらっしゃるでしょう。
この3Rhaリデュースは捨てない、リユースは使い続ける、リサイクルは再資源化です。

でも、そのなかで何気に忘れがちなものがあります。
それはエネルギーです。

エネルギーとは

エネルギーというのは形があるものではないため、あまりイメージしにくいのです。
リデュース(捨てない)やリサイクル(再資源化)といっても一般的にピンとこないことも多いでしょう。
さらに、リユース(使い続ける)をそのまま言葉通りに実践しようとすると、常に電気を利用し続けることになり、「MOTTAINAI」とは逆行しているでしょう。
でも、エネルギーにも3Rはきちんと当てはまるのです。

たとえば、誰もいない部屋で照明をつけっ放しにしているとそのエネルギーは無駄に消費していることであり捨てる行為に匹敵するでしょう。
企業では工場などで発生した熱エネルギーを暖房に利用したり、ボイラーで発電に活かす試みが増えていますが、これはエネルギーのリサイクルといっても過言ではないでしょう。
そして、エネルギーのリユースとは乾電池みたいに考えるべきなのだと思っています。
乾電池を使い続ければすぐに消費されて使い物になりません。
少しでも長く使い続けるためには、必要なときに必要の量だけ使うことが大切なのです。

身の回りにある天然自然源

日常的に使われているエネルギーというのは、太陽光発電など自然を利用したものもありますが、ほとんどは石油や天然ガスや石炭といった天然資源ほとんどなのです。
その天然資源は決して無尽蔵にあるわけではなく、乾電池のように限りがあるのです。
だからこそ、エネルギーも大切にリユース(使い続ける)が大切なのです。
太陽光発電や風力発電といった自然を利用したエネルギーも増加していますが、再生可能エネルギーだけでは限界があるものです。
だからこそ、節電して天然資源を大切に利用していくことは将来の子供のためにもとても重要なことだと言えるでしょう。

もちろん、天然資源を利用し続けると空気中の二酸化炭素濃度が高まるため、地球の平均気温が上昇する地球温暖化の原因となるのです。
その点でもエネルギーを大切に利用し続けることが大切だといえます。
このように、「MOTTAINAIキャンペーン」であまり意識されることの少ないエネルギーですが、MOTTAINAI精神でリユース・リデュース・リサイクルを進めてエネルギーも使っていくことが未来の子供たちのためになるはずです。